【インターン生実録】-頼ることの大切さ第二弾-「周りを巻き込む」が苦手な人へ ~ちょっとした「頼る」も積もれば大きな導きとなるよ~
私は普段、大学4年生として授業や部活の傍ら長期インターン生としてあさがくナビ編集部で働いています。
この特集ではつい最近まで就活生だった私が体験したことを基に、“就職活動に役立つノウハウ”を独自の視点でまとめ、みなさんにお届けしています。
今回は「就職活動における頼ることの大切さ」第二弾です!第一弾では、私がどのようにして周りの人を巻き込みながら就職活動を進めていったかをまとめています。
「周りを巻き込むってどうすればいいの?」「人に頼るのが苦手…」という方向けに、『周りを巻き込む勇気』についてまとめてみました。ここでは「巻き込む=周りの人を引っ張る」ではなく、「周りの人を頼りながらその協力を糧にしていく」という意味合いで使っています!
私が就職活動を通して感じたのが、「就活生は独りで戦ってしまいがち」ということです。そのためストレスを抱えてしまい、就職活動がうまくいかない人もちらほら…。
だれもが就職活動は未経験でありスタートラインは同じです。しかし、どのように周りを巻き込み、範囲を広げていくかで大きな差が生まれたりもします。大学生にもなると多方面につながりができます。「使えるものはすべて使い切る!」そんな気持ちでいろんな人の話を聞いていくのがちょうどいいのかもしれません。
実はチキってるだけ?めんどくさがってるだけ?
「OB・OG訪問をする」「友達に他己分析をしてもらう」「ESを添削してもらう」「悩みを相談する」のように、周りの人を頼ることは特別なことではありません。しかしそういった行動一つ一つにおいて、意外にも多くの人が無意識に「必要ない」と踏みとどまってしまいます。その場合、それは単に怖がっているか、面倒くさがっているだけではないかと思います。このことはたいてい無自覚なので自分では気付きづらいのです。
就職活動において、他の人がやってみたことを「へー」で終わらせるか、「自分もやってみようかな」と思うかの違いは、時にその後の道を大きく左右します。就職活動のスタイルは人それぞれですので、聞いたことを全て試すのが必ずしも正しいとは限りませんが、私の周りには「やらない損」をしている人が割と多かったように感じます。「誰でもいいから一度ESを見てもらえばいいのになあ」とか「強みがわからないなら少し周りの人に聞いてみればいいのになあ」といったように。
些細なことでもコミュニケーションをとり続けていると、支えてくれる人が増える
就職活動期間は常に自分探しの旅。たった一言誰かと言葉を交わしたり、友人とたわいもないメッセージのやりとりをするだけでも、小さな発見や思いもよらない導きがあるものです。あなたの周りの人はきっとあなたを助けてくれます。迷惑なんてことは考えず、「小さなことでも頼る勇気」を養うことも就職活動においては必要なことかもしれません。
私も友人からずっと年上のOGさんまで本当に多くの人に助けてもらい、ある日「なんでみんなこんなに協力してくれるの?優しすぎない?」という疑問を友人にぶつけたことがあります。すると「こもりが真剣に耳を傾けていろんな人の意見を吸収しようとしているから、みんな協力してあげたいって思うんだよ。」と言われました。
つまり、自分が勇気を出して「頼る」「話してみる」を意識しながら行動すれば、前向きな姿勢が伝わり、多くの人がサポートしてくれるようになるのです。小さいことでも、必要ないと思っても、答えを出していても、あえて聞いてみましょう。そうすればおのずと味方は増え、たくさんの人の力を借りることができるようになります。
私はこうして周りの人が協力してくれたことで「大丈夫、私にはみんなが授けてくれた力がある」と自信をもつことができました。
「周りを巻き込む」が苦手な人へ
ここまで読んでいただいた方の中には、「コミュニケーションをとるなんて普通のことじゃん。」と思われた方もいるかと思います。しかし就職活動においては、周りを巻き込むことは意外と難しく、意識して行動しないと多くの人はいつのまにか「個人戦」に陥ってしまいます。
ですが、先ほども述べたように周りの人は助けてくれます。就職活動期間はたくさんの価値観に触れ、自分と向き合うことができる貴重な時間ですので、恐れずいろんな人とコミュニケーションをとってみてください。みなさんがもつ時間を「視野を広げる時間」として存分に活用していきましょう!
この記事を書いた人
こもり
あさがくナビ編集部のインターン生。
カナダに留学したり、朝5時に起きて部活の朝練へ行ったりのキャンパスライフ。
毎日欠かさず食べているのは豆腐。ビバ豆腐。
コロナ禍での就活をなんとか乗り越えて、ビバ豆腐。