【夏・冬インターン逃した就活生必見】本選考の対策方法とは?②<キャリアプラン編>

目次
・前回のまとめ
・キャリア観の固め方
・まとめ
 

~前回のまとめ~ 

夏も冬も志望企業のインターンに参加できなかった学生がどのように「企業研究」をすれば良いか、就活のプロに相談し、そこで学んだノウハウを共有! 

ポイントは3つ!  

①「企業HP」や「採用HP」を熟読  

②インターン以外のイベントに参加  

③志望企業の同業界のインターンに参加 

▼詳しくは、前回のコラムをチェック

  

キャリア観の固め方 

マロの疑問点 

・インターン参加なしでも、キャリア観を固めるには、就活生は何を意識するべき?

・木之本さんはどのようにキャリア観を固めたの?

・就活生の頃のキャリア観と実際の仕事のギャップはあるの?

僕:

では、企業研究を行った後、その企業で働くイメージやキャリアを考えようとしているのですが『志望企業でのキャリア観の固め方』について、ご自身の経験を踏まえたアドバイスをお伺いしてもよろしいですか?

  

木之本さん:

そうだね。やっぱり、企業側の視点で考えることは大事かな。いわゆるビジネス目線と呼ばれることだけど。企業研究を進めたら、自分がやりたいからという観点だけではなく、企業にどのように貢献したいかを考えていくことは重要だね。例えば、企業HPにある株主向けの中期経営計画なんかを参考に、今後の企業の方針を見て、考えてみてもいいと思うよ。

 

僕: 

確かに、企業側の(ビジネス)視点って、就活生だとなかなか考えづらいと感じていて...。でも、自分がその企業に入社した後(今から1~2年後)どうなっていそうかを、現時点で分かる方針や計画など参考資料をもとに、やりたいことと企業の方向性をマッチさせることは大事ですね。

 

木之本さん:
あと『なぜ、その企業でなければならないのか』に答えられるようにしておくことは大事だね。同業他社もある中で、なぜ他社ではなくその会社なのかを明確に。そのためには、他社のことも調べないと答えられない。あいまいな志望動機もNG。
採用担当部長だったとき、『社会貢献したい。』という志望動機を持っていた方もいたけど、『それってNGOやNPOでもできることだよね。』とさらに聞いたんだ。でも、その子は、質問に適切に答えられずに選考は落ちてしまったよ。

企業が選考を行う理由は、お会いした人と共に働きたいかを見極めることだから、人事が選考を通して、その就活生が志望する企業で働くイメージが湧くかどうかはとても大切だよね。
 

▼あさがくナビの「人事のホンネ」では、人事目線でキャリアについて学べるコンテンツをお届け中!詳しくはコチラ


僕: 

ちなみに木之本さんご自身に関する質問になりますが、木之本さんが新聞記者を志された理由についてお伺いしてもよろしいでしょうか?


木之本さん: 

僕は小さい頃から、新聞に興味があったんだ。特に高校3年生のとき、ソ連がアフガニスタンに侵攻したというニュースを見て、衝撃を受けてね。その時、歴史が教科書の中だけにあるのではなく、リアルタイムで動くことを感じたんだ。  

そして、『歴史が動く瞬間を現場で見て、多くの人に届けたい。』と思ったことが、本気で記者を目指そうと思ったきっかけかな。大学でもジャーナリストについて積極的に勉強を進めたね。


僕: 
新聞記者に昔から興味があって、やりたいことが明確にあったということですね。

目標に向かって努力される中で、先ほどお伺いした『企業側の視点』というのは、いつ頃、どのように見えてきましたか?


木之本さん: 

んー、選考準備を進める中でかな。企業研究を進めるうちにやりたいこととマッチさせていったかな。

特に、「報道」をする記者は『知りたい』ももちろん大事だけど、記者を仕事にするからには、それに加えて『伝えたい』が大切だから、そのことを強く意識するようにしたね。  
 

▼木之本さん直伝!キャリアプランの考え方について学べる動画はこちら

  

僕:

なるほど。ちなみに、働き始めると「キャリア観」にギャップが生まれると先輩から聞いたことがあるのですが・・・。木之本さんがこれまでの社会人経験を通して、就活生のころに考えていたキャリア観とこれまでのご経験で、ギャップはありましたか?


木之本さん: 

そうだね。今はあさがくナビ編集部でお仕事をしているわけだけど、就活生のころから、退職までずっと新聞記者でいられるとは限らないと知っていたからね。朝日新聞社では、採用は記者部門とビジネス部門に分かれているけど、その後は記者からマネジメントやビジネスに移る人が多いんだ。だから、ネガティブなギャップはなかったし、今の仕事では『就活生一人一人の人生が動く瞬間』に携われてとても素敵な仕事だと思っているよ。後悔はないね!

 

僕: 

なるほど!木之本さんはもともと興味のある仕事のキャリアコースを事前に知っており、その後のお仕事でも自分のやりたいキャリアの軸は、ぶれずにキャリアを歩まれたのですね。  
 

木之本さん:そうだね。いいまとめだね。  


僕:
ご教示いただき、ありがとうございます! インターンに参加できなくても、実際にキャリア観を固められそうな気がしてきました・・! では、本選考に向けて準備を進めていこうと思うのですが、その他に本選考に向けて対策をしておいた方が良いことなどはありますか?

~『選考対策編』につづく~
 

まとめ



いよいよ、キャリア観をどう固めれば良いのかイメージがはっきりとしてきました!さっそく、キャリア観も固めて就活準備をバッチリにしましょう!

この記事を書いた人

あさがくナビ 編集部 マロ

あさがくナビ編集部のマロです。
ハードボイルドに憧れる一般大学3年生です。趣味で、TRPGという口頭でお話しながら、自由に物語を紡げるゲームのシナリオを書いてます。
あと、洋書ミステリーを読んだりしています。猫派です。

人気ランキング

この記事を読んだ人にオススメ

注目のコラム