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【就活準備3週目に知りたい】実践的な『自己分析法』4選

 Re就活キャンパス編集部

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自己分析の基礎  

自己分析のやり方4選

①WHY思考  

②自分史  

③他己分析(ジョハリの窓)  

④Will Can Must 分析   

まとめ  
 

自己分析の基礎 

就職活動において「自己分析」は避けて通れないステップです。本コラムでは、実践的な自己分析の進め方を具体的に解説していきます! 
 

自己分析の目的 

自己分析を行う目的は、単に「自分を知る」ことではなく、「自分が社会にどのように貢献できるかを明確にすること」です。 

就職活動においては、企業に対して「自分を雇うメリット」を伝える必要があります。そのため、自己分析の最終的なゴールは、自分がどのような形で社会に貢献したいのかを明確にし、そのビジョンを具体的な言葉で説明できるようになることです。 
 

自己分析で必ず意識すること 
 

*Point
「言葉の定義』を明確にしよう!

 自己分析をする際に、抽象的な言葉が出てきたらそれを具体化させてみよう。 

 例:「人」の役に立ちたい → 「人の成長」をサポートすることがしたい 
 

自己分析のやり方4選 

ここからは、具体化ができる4つの方法を解説していきます。

①WHY思考 
 

*Point
 
フカボリ質問は3回以上しよう

「自問自答」という言葉がありますよね。 

これこそがこの自己分析において大いに力を発揮します!自己分析を通して考えられる「なぜ」を自分に投げかけ、『抽象』から『具体』への流れを作ることが大事になります。
 

【例】自分の将来を考えてみる 

「人を笑顔にしたい」 

Q1: 「なぜ、人を笑顔にしたいのか?」 

→ 「若者が生きづらい世の中だと思うから。」 

Q2: 「なぜ、そう感じるのか?」 

→ 「少子高齢化社会で、若者の負担が増えていると感じるから。」 

Q3: 「なぜ、少子高齢化だと若者が生きづらくなるのか?」 

→ 「・・・」 
 

また、このような思考のプロセスを持つことは、自分をより深く知ることができるだけでなく、業界研究や面接での受け答えに大いに役立ちます! 

Re就活キャンパスでは、自分に合った業界・職種・企業の特徴を知れる適職診断があります。自己分析の際に活用してみてくださいね!
 

②自分史 

*Point
過去・現在・未来の3つの視点から振り返ってみる

自分の過去・現在・未来をそれぞれ分析し、自身の経験を振り返り、成功体験や苦労したことを整理してみましょう! 

ここでの最終的な目的は、自分の軸を明確にし、将来を考えることです。そのために、まずはこれまで体験した感情、人間関係、成長、挫折などを『具体的なエピソード』とともに振り返ってみましょう。そして、それぞれのエピソードで実感した「自分の価値観」をもとに将来を考えることで一貫性が増し、進みたい業界や就活の軸を明確にすることができます! 
 

③他己分析(ジョハリの窓) 

*Point
「客観的な意見」から新たな自分を発見する

他己分析は、客観的な意見を踏まえて、自分の強み・弱みの理解をするために最適な手法です。例えば、友達や家族に「私の強みを3つ挙げてほしい」と頼むと新たな発見があるかもしれません。 

また、他己分析の結果をジョハリの窓と呼ばれる4つの枠組みに当てはめて、さらに具体的に自分の強みや個性を分析してみましょう!
 

?ジョハリの窓とは 

開放の窓:自分も知っているし、他人も知っている 

盲点の窓:自分は気づいていないが、他人は知っている 

秘密の窓:自分は知っているのに、他人は気づいていない 

未知の窓:自分も気づいていないし、他人も気づいていない 
 

ジョハリの窓の活用例 

 ・盲点の窓
 
→面接の頻出質問「周りの人からどんな人と言われますか」という質問の回答に活用できます。 

 ・秘密の窓
 
→これはつまり、自分の強みが相手に伝わっていない状態。自分の強みの説得 
  力をあげるために、どんなエピソードがあるのかを考えてみる

これらの4つの枠組みから、自分の強み、弱み、伝えきれていない魅力、新たな魅力などを発見できます。この手法は、客観的な視点を含むため、自分の内側を見つめる自分史とは異なり、新たな自分を知ることができる点で魅力的であると言えます。 

④Will・Can・Must分析 

*Point
自分の将来像やキャリア像を具体的にイメージしてみる

これは、自分の将来を考えたい時に適している手法です。以下の3つの考えをもとに自己分析することで、就活の方向性が明確になり、進みたい業界やその後のキャリアを考えることができます。 

 

Will(やりたいこと): 自分が情熱を持てること 

Can(できること): 自分の得意なこと、スキル 

Must(やるべきこと): 社会や企業が求めること 
 

回答のための質問例 

  Will
  
どんな仕事をしたらワクワクしそう?将来どんな役割についてみたい? 

  Can
  
自分の得意なことは?大学生活やアルバイトで身についたスキルは? 

  Must
  
企業が求めるスキルや経験、人物像は?自分が働く上で大切にしたい価値観 
  は? 
 

このような質問例を参考に、自分に合いそうな業界や将来就いてみたい職種、企業の特徴を考えてみましょう!Will、Can、Mustの3つが重なる部分を探すことで、自分が思い描くキャリアの方向性だけでなく自分の志望業界・職種とのギャップに気づくこともできます! 
 

まとめ 

自己分析は就職活動の最も重要なステップの一つです。ただ漠然と「自分を知る」のではなく、「自分が社会にどう貢献できるのか」を具体的にすることがカギとなります。 

そのためにも、 

*自己分析の最大のPoint
言葉の定義を具体的にしていくこと

を常に意識して自己分析を進めてみましょう! 

自己分析がしっかりできていれば、企業選びや面接対策にも大いに役立ちます。自分自身と向き合い、納得のいく将来の選択をしていきましょう! 
 

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