【就活準備3週目に知りたい】実践的な『自己分析法』4選

Re就活キャンパス編集部
2025年2月24日

目次
自己分析のやり方4選①WHY思考
自己分析の基礎
就職活動において「自己分析」は避けて通れないステップです。本コラムでは、実践的な自己分析の進め方を具体的に解説していきます!
自己分析の目的
自己分析を行う目的は、単に「自分を知る」ことではなく、「自分が社会にどのように貢献できるかを明確にすること」です。
就職活動においては、企業に対して「自分を雇うメリット」を伝える必要があります。そのため、自己分析の最終的なゴールは、自分がどのような形で社会に貢献したいのかを明確にし、そのビジョンを具体的な言葉で説明できるようになることです。
自己分析で必ず意識すること
自己分析をする際に、抽象的な言葉が出てきたらそれを具体化させてみよう。
例:「人」の役に立ちたい → 「人の成長」をサポートすることがしたい
自己分析のやり方4選
ここからは、具体化ができる4つの方法を解説していきます。
①WHY思考
「自問自答」という言葉がありますよね。
これこそがこの自己分析において大いに力を発揮します!自己分析を通して考えられる「なぜ」を自分に投げかけ、『抽象』から『具体』への流れを作ることが大事になります。
【例】自分の将来を考えてみる
「人を笑顔にしたい」
Q1: 「なぜ、人を笑顔にしたいのか?」
→ 「若者が生きづらい世の中だと思うから。」
Q2: 「なぜ、そう感じるのか?」
→ 「少子高齢化社会で、若者の負担が増えていると感じるから。」
Q3: 「なぜ、少子高齢化だと若者が生きづらくなるのか?」
→ 「・・・」
また、このような思考のプロセスを持つことは、自分をより深く知ることができるだけでなく、業界研究や面接での受け答えに大いに役立ちます!
Re就活キャンパスでは、自分に合った業界・職種・企業の特徴を知れる適職診断があります。自己分析の際に活用してみてくださいね!
②自分史
自分の過去・現在・未来をそれぞれ分析し、自身の経験を振り返り、成功体験や苦労したことを整理してみましょう!
ここでの最終的な目的は、自分の軸を明確にし、将来を考えることです。そのために、まずはこれまで体験した感情、人間関係、成長、挫折などを『具体的なエピソード』とともに振り返ってみましょう。そして、それぞれのエピソードで実感した「自分の価値観」をもとに将来を考えることで一貫性が増し、進みたい業界や就活の軸を明確にすることができます!
③他己分析(ジョハリの窓)
他己分析は、客観的な意見を踏まえて、自分の強み・弱みの理解をするために最適な手法です。例えば、友達や家族に「私の強みを3つ挙げてほしい」と頼むと新たな発見があるかもしれません。
また、他己分析の結果をジョハリの窓と呼ばれる4つの枠組みに当てはめて、さらに具体的に自分の強みや個性を分析してみましょう!
?ジョハリの窓とは
開放の窓:自分も知っているし、他人も知っている
盲点の窓:自分は気づいていないが、他人は知っている
秘密の窓:自分は知っているのに、他人は気づいていない
未知の窓:自分も気づいていないし、他人も気づいていない
ジョハリの窓の活用例
・盲点の窓
→面接の頻出質問「周りの人からどんな人と言われますか」という質問の回答に活用できます。
・秘密の窓
→これはつまり、自分の強みが相手に伝わっていない状態。自分の強みの説得
力をあげるために、どんなエピソードがあるのかを考えてみる
これらの4つの枠組みから、自分の強み、弱み、伝えきれていない魅力、新たな魅力などを発見できます。この手法は、客観的な視点を含むため、自分の内側を見つめる自分史とは異なり、新たな自分を知ることができる点で魅力的であると言えます。
④Will・Can・Must分析
これは、自分の将来を考えたい時に適している手法です。以下の3つの考えをもとに自己分析することで、就活の方向性が明確になり、進みたい業界やその後のキャリアを考えることができます。
Will(やりたいこと): 自分が情熱を持てること
Can(できること): 自分の得意なこと、スキル
Must(やるべきこと): 社会や企業が求めること
回答のための質問例
Will
どんな仕事をしたらワクワクしそう?将来どんな役割についてみたい?
Can
自分の得意なことは?大学生活やアルバイトで身についたスキルは?
Must
企業が求めるスキルや経験、人物像は?自分が働く上で大切にしたい価値観
は?
このような質問例を参考に、自分に合いそうな業界や将来就いてみたい職種、企業の特徴を考えてみましょう!Will、Can、Mustの3つが重なる部分を探すことで、自分が思い描くキャリアの方向性だけでなく自分の志望業界・職種とのギャップに気づくこともできます!
まとめ
自己分析は就職活動の最も重要なステップの一つです。ただ漠然と「自分を知る」のではなく、「自分が社会にどう貢献できるのか」を具体的にすることがカギとなります。
そのためにも、
を常に意識して自己分析を進めてみましょう!
自己分析がしっかりできていれば、企業選びや面接対策にも大いに役立ちます。自分自身と向き合い、納得のいく将来の選択をしていきましょう!
Re就活キャンパスでは、他にも各業界についてまとめた業界研究コラムなども掲載しています!こちらも併せて活用してみてくださいね!
→業界・職種研究コラム一覧はコチラ

この記事を書いた人
Re就活キャンパス編集部
Re就活キャンパスをご利用中の皆様に、編集部からのお知らせなどを発信していきます!