秋冬インターンを活用しよう!何社参加すべきかや、メリット・注意点は?

いよいよ秋冬インターン本番です。夏インターンで出遅れた人も、今からでも間に合います。秋冬のうちに、意欲ある学生を見つけたいと考えている企業が多いので、興味のある企業があったら積極的にインターンに参加してみましょう。

そこで今回は、秋冬インターンについて知っておいてほしいことをまとめたので、参考にしてください。

秋冬インターンってどんなもの?



近年、インターンを利用する企業も増えてきました。夏インターンを募集する企業もあれば、秋冬インターンを募集する企業もあります。秋冬インターンは、1日~数日と短期のものが多く、2~3ヶ月前から募集が始まるケースが大半です。

ただし、業界によって、インターンを開催する時期は異なります。志望する業界・企業がいつ開催するのか、早めにチェックしておきましょう。
 

秋冬インターンの種類


秋冬インターンは、大きく分けて3種類あります。

1つめは、業界や企業説明などを受けられるケースです。1dayインターンシップの場合、座学が多いのが特徴といえるでしょう。インターンに費やす時間があまりない学生、色々な会社のインターンに参加したい学生におすすめです。

2つめは、実務体験を通して企業研究できるケースです。職場の雰囲気や仕事内容を実際に体験できるため働く際のイメージをより膨らませることができます。

3つめは、就活で活用できる実践的スキルを身につけられるケースです。
企業によっては、社員がマンツーマンで指導してくれるところもあるので、わからないことはどんどん積極的に質問してみましょう。本命企業でなくても社会勉強になるので、興味がある業界は応募してみてください。

秋冬インターンの特徴を把握しよう!



秋冬インターンに関心はあるけど、どういうものか理解しておかないと、ただ参加するだけになりかねません。まず秋冬インターンは、学生にとって「実践的な業務を体験できる場」であることを把握しましょう。
秋冬インターンで、様々な業務を体験することで、自分の強みをいかせる仕事や関心がある仕事が明確になってきます。志望業界・企業が自分に合っているかを見極めるためにも、秋冬インターンに積極的に参加してみてください。ここからは、夏インターンとの違い、秋冬インターンのメリット・デメリットを紹介します。
 

夏インターンとの違い


夏インターンは、長期のインターンが大半で、夏休み中に開始されるため、参加者が多く競争率も高くなりやすいです。そのため、志望する企業でのインターンに参加できないこともあるかもしれません。

夏インターンの内容は、主に業界研究です。業務体験や職場見学など、業界全体の仕事内容・環境を知るものが多くみられます。

一方、秋冬インターンは短期のインターンが大半で、学生にとって参加しづらい時期に実施されます。参加者が少なく競争率も低いため、インターンに参加しやすいのが特徴といえるでしょう。

秋冬インターンの内容は、主に企業研究です。業務体験やワークショップに加えて、若手社員、OBOGとの座談会などがあります。
 

秋冬インターンのメリット・デメリット


秋冬インターンに参加する前に、メリット・デメリットを把握しておきましょう。

まずは、秋冬インターンのメリットについてです。
1つめは、自己成長ができるということです。秋冬インターンに参加し企業の業務を体験することは、就職活動を進める上で、自信に繋がるでしょう。

2つめは、企業研究をしやすいということです。
ワークショップや座談会など様々な体験を通して、具体的な企業情報を知ることができるので、ぜひ参加したいものです。本やHPではわからない、生の情報を得られるのは秋冬インターンならではといえるでしょう。自分に本当に合う企業かどうか見極めるのに、秋冬インターンは最適です。

一方で、秋冬インターンにはデメリットもあります。
1つめは、学業との両立です。大学に通いながらの参加なので、計画的にスケジュールを組む必要があります。

2つめは、夏インターン経験者とのレベルに差があることです。
秋冬インターンに参加するのは、インターン初参加者ばかりではありません。夏インターンで経験を積んでいる人は、優秀な人も多く、選考のハードルも高い傾向があります。秋インターンで初めてインターンに参加する人は、積極的に挑戦していきましょう。

秋冬インターンに参加しよう!



秋冬インターンに参加しようと決めたら、どの企業のインターンに参加するか検討しましょう。インターン選考に受かるためのポイントも紹介するので、参考にしてくださいね。
 

インターンに何社参加するべき?


秋冬インターンは、期間が短い傾向があります。複数の企業でインターンを受けやすく、3~5社くらいがよいでしょう。それ以上となると、大学での講義やゼミと日にちが被りやすくなります。

志望企業が1つしかないという人は、その企業と同じ業界でいくつか探してみるのもいいかもしれません。企業を数社比較すると、自分に合う企業が見つかりやすくなります。

なかにはインターン選考を実施していない企業もあるので、企業を1つに絞らず、積極的に参加してみるといいでしょう。
 

参加目的や自分の強みを明確に


インターンには選考なしのものも多いので、様々な企業で仕事体験ができるチャンスと捉え、選考なしのインターンにどんどん挑戦しましょう。インターンに選考がある場合は、選考対策も必要になってきます。まずは、「なぜこの企業でインターンしたいのか」「どんなことを学びたいのか」など、参加目的や達成したい目標などを明確にして、自己分析で自分の強みをしっかりと把握することが大事です。  

秋冬インターンの注意点・ポイント



秋冬インターンの参加目的は、自己成長そして業界・企業を知ることで、内定獲得が参加目的ではありません。それをふまえた上で、秋冬インターンシップに臨むにあたり、2つのことに気を付けましょう。
 

インターンシップでの服装


インターンシップでの服装が、私服・平服・スーツ不可と指定されるケースもあります。そんなときは「仕事をしやすい服装」「清潔感がある服装」を心がけましょう。

カジュアルなジーンズやショートパンツ、肌が露出する服などはNGです。また、黒タイツや黒ストッキングは喪服のイメージがあるので、避けたほうが無難でしょう。コートも、ベージュや黒などのシンプルなものが好ましいです。

仕事の体験が目的という意識を忘れずに、職場にふさわしい服装にしましょう。
 

スケジュールの管理


秋冬インターンは、大学の講義やゼミなどと予定が重なることもあります。インターンをつめみこみすぎて、学業がおろそかになることは避けたいところ。
予備日をつくっておくのも、おすすめです。予定を入れない日を作っておくことで、気持ちにも余裕が生まれます。限られた時間を有効に活用するために、無理のないスケジュールを組みましょう。

就活で秋冬インターンを活用しよう!


秋冬インターンは、学業との両立で大変ではありますが、大きく成長できるチャンスです。夏インターンに参加できなかった人も、積極的に参加してみてください。就活で秋冬インターンを活用して、志望する企業や業界についての理解を深めましょう。

この記事を書いた人

 あさがくナビ編集部

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